注文住宅で採用すべき水回りの設備の数々

後から後悔しない注文住宅にするには、水回りの設備は重要になり、メンテナンスのしやすさや後のリフォーム等も検討しながら選ぶ機種を決めることは必要です。バスルームの場合はシステムバスが推奨できますが、分譲住宅で多い1坪タイプではなく少し広めの坪数にすることや、保温性の優れたシステムバスにすることで快適性を得られます。洗面所では一般的に採用されている洗面台を設置するのではなく、ホテルで使われているようなカウンターと一体型を選ぶ方法も推奨できます。このタイプは洗面所の壁のサイズに合わせて作り出すことができる設備があるので、隙間を作らずに施工する方法でカビの問題もクリアすることにも役立ちます。

トイレはバリアフリーを意識しながら検討する方法があり、横幅を広くしたり便器の正面側を広くする方法で問題はありません。将来的に手すりを付けても邪魔にならない幅であれば十分なトイレに仕上げることができ、後は広めの空間を利用して収納用の吊り棚を設置すると完璧です。注文住宅を建てる方はトイレはタンクレストイレにすることが人気がありますが、停電に備えて手動で水を流せることができる機種を選ぶことも重要です。屋外には立ち水栓を設置することは戸建て住宅では建売りでも最初から完備されているものですが、注文住宅の場合、自動車を洗車する位置までの距離が近いこと、外壁に高圧洗浄機で洗うことができる位置などに設置する方法であれば使い勝手は抜群になります。

庭側で家庭菜園やガーデニングを行う場合でも、ホースで届く位置が必要ですが、面積の広い注文住宅の場合は庭側には専用の立ち水栓を増設すると快適な住宅にできます。