注文住宅の本体価格とは

注文住宅を計画する際にはいろいろな費用がかかることになりますが、価格には本体価格やオプション費用、諸経費などがあります。本体価格と言われてもどこまでを含んでいるかわかりにくいですが、最近ではオールインワン価格として提示価格以上に費用がかからないシステムを採用している業者もあります。一般にハウスメーカーの注文住宅で本体価格といえば、建物本体のみの価格となります。屋外にある給排水設備や電気設備、ガス設備などは本体価格には含まれていませんので、別途必要になる費用となります。

屋外の給排水設備や電気設備は専門業者でなければ設置できない部分となりますので、ハウスメーカーの注文住宅では別途費用となってしまいます。設計費用や確認申請、測量費や地盤調査費用なども通常は含まれていませんが、設計料や地盤調査費用はケースバイケースとなっている場合もあります。設備機器の中ではエアコンなどの空調機器や照明器具、カーテンも含まれないことが多いため、本体価格の他に必要になってきます。ハウスメーカーの住宅はカタログ製品となっているため、注文住宅本来の魅力である自由設計は望めないのが基本です。

もちろん注文設計も可能ですが、注文設計を選ぶと割高になってしまいます。ハウスメーカーは既成品化することで材料を統一し価格を下げているため、規格外の材料を多く使用するほど割高になります。注文住宅の本体価格には含まれていないものが多いため、本体価格だけでは総工費はわからないのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です