注文住宅の流れと成功のポイント

一般的な注文住宅を建てる際の流れとして、まず土地探しや業者選びをします。同時に、具体的に建てたい家のテイストやイメージをはっきりさせて予算も決めましょう。この作業にかかる時間が、だいたい2～3ヶ月です。ただしどんな場所に住むかは重要なので、土地探しにはもっと時間がかかるケースもあります。

妥協せずに納得いく地を探したいものです。業者が決まれば、間取りや設計、見積もりなどをどんどん具体化していきます。何度も打ち合わせを重ねることで、希望通りの家が完成することでしょう。工事請負契約を交わし、必要に応じて地盤調査をしたり住宅ローンの仮審査を申し込んだりします。

工事プランを確定していき、とうとう着工です。工事前には近所に挨拶回りに行くほか、場所によっては地鎮祭を行う所もあります。地鎮祭は言うなれば安全祈願です。足場を組み、工事に入ります。

工事中、依頼主も現場に足を運んで様子を見ると良いでしょう。天候や建材の納期などによって、予定よりも工期が遅れる事例も少なくありません。何かハプニングが起きるケースも見られます。いずれにせよ、着工してからも業者と密に連絡を取り合うことが大事です。

注文住宅の規模や工事内容、シーズンにもよりますが、だいたい着工してから施工完了引渡しまでが4～6ヶ月です。家が完成したら、市区町村での完了検査を受けなければなりません。これらが注文住宅を建てる流れになりますが、業者と二人三脚で進めていくことが大事です。流れがスムーズにいかないときも焦らないことが成功のコツです。

焦ると良い家が建たないので、冷静にひとつひとつ問題をクリアしながら家造りを楽しみましょう。